受診・入院
入院のご案内
- 入院案内
- 入院費
- 高額療養費制度
- その他
- DPC制度
入院の手続きについて
予約入院の方は入院当日、指定された時間までに1階受付窓口にお越しください。
緊急でご入院された方は1階受付窓口で手続きのご説明をいたしますのでお越しください。
入院期間中の自家用車のお持ち込みはご遠慮いただいております。公共の交通機関でお越しください。
手続きに必要なもの
受付
・入院申込書
・健康保険証、前期・後期高齢者医療被保険者証、医療券、受給者証、限度額適用認定証など
・入院保証金
70歳以上の方 30,000円
70歳未満の方 50,000円
・印鑑
病棟
・基礎情報用紙Ⅰ・Ⅱ
・病衣・紙おむつ利用申込書
・印鑑
入院の費用について
入院の費用は、加入されている医療保険により総診療費の1割~3割及び食事療養費等を自己負担していただきます。
70歳以上の方は、所得に応じて総医療費の1割~3割(月額上限あり)及び食事療養費等が自己負担となります。
- 1割・2割負担で一般の方の場合、医療保険での月額上限は44,400円となります。
(その他、食事の負担額や差額ベッド代、自費代は上限金額には含まれません。) - 75歳以上の方は後期高齢者医療被保険者証、70~74歳の方は被保険者証と合わせて高齢受給者証をご提示ください。
70歳未満の方の入院費用概算
入院費のお支払いについて
入院費のお支払いについては、月末に締めて翌月の10日前後に請求書を発行し、病室へお届けします。
1週間以内に1階受付窓口にてお支払いください。ただし月の途中で退院される場合は、退院日当日にお支払いをお願いします。お会計の準備が出来上がり次第、看護師より連絡しますのでそれまで病室でお待ちください。
事前に概算をご希望の方は病棟看護師へお申し付けください。
退院後のお薬がある方は、精算後1階受付でお渡しいたします。
退院後の説明やお預かりした薬の返却などがある場合がありますので、お帰りの際は必ず、病棟の看護師へお声をかけてください。
土曜午後、日曜祝祭日ご退院の方は翌日以降の平日にご連絡いたしますので、後日のご清算をお願いしております。なお、入院費のご精算時は入院手続き時にお渡しした保証金預かり証の控えをお持ちください。
入院費はクレジットカードでのお支払いが可能です。
※保証金預かりは現金のみとなります。
入院費のお支払いのご相談は1階受付窓口にて承っております。取扱い時間は平日午前9時~午後4時、土曜午前9時~午後12時までです。
高額療養費制度について
入院費のお支払いの限度額が新たに設定され、70歳未満の方でも受けることができます。
事前の申請が必要となりますので、詳しくは加入されている医療保険にお問い合わせください。
申請後、医療保険より発行される「限度額適用認定証」を1階受付窓口にご提示ください。
※会計時お支払いいただく限度額は、患者様の所得区分に応じて異なります。また食事の負担額や差額ベッド代、その他自費などの費用は高額療養費の支給対象にはなりません。
入院証明書・診断書の取り扱いについて
入院に関わる各種診断書(証明書)などのご依頼につきましては、1階受付窓口にて承ります。
なお、各種証明書などは有料となりますので、1階受付窓口までお問い合わせください。
(外来待合にも文書価格表を掲示してあります。)
ご面会について
月曜~土曜 午後3時~午後8時
日曜祝祭日 午前10時~午後8時
ICUの面会時間に制限はありません。
注意事項
ICUはご家族以外の方と15歳以下の方は面会できませんのでご了承ください。また、1回の面会で入室できるのは2名様までとさせていただいております。
病室やICUへの出入りの際は、入口の消毒液で手指の消毒をお願いします。
発熱、下痢、咳のある方、風邪や感染症にかかっている方はお断りしています。
上記の時間以外の面会は病棟看護師にご相談ください。
DPC(診断群分類別包括制度)について
当院は、平成22年7月1日より厚生労働省の指定によりDPC対象病院となりました。
これまでの医療費の計算方式は「出来高払い」といって、それぞれの医療行為・医療材料ごとの料金を合計する方 式でした。
「DPC」になると・・・
病気の種類や診療内容等によって、1日当りの「包括部分」の医療費が決定されます。
「包括部分」にあたる検査や注射などは、いくら行っても医療費は変わりません。
手術や心臓カテーテル検査などにかかる費用等は従来の「出来高払い」のままですので最終的な入院費用は、「包括部分」+「出来高部分」 となります。
医療費の支払い方法について
患者様の保険診療に係る一部負担金の支払方法は変わりません。
ただし、入院後患者様の症状の経過や治療内容等によって、入院当初に確定した診断群分類(病気の種類)とは異なってしまう場合もあり、一部の請求額が変更となるため、退院時等に前月までの支払額との差額を調整する場合があります。
DPCの対象とならない患者様について
全ての入院患者様がDPCの対象となるわけではありません。次の患者様はDPCではなく、全て出来高で診療費を計算します。
- DPCの対象外(治験)と定められた疾患等の患者様
- 保険適用外の医療を受けられる患者様
(自費診療、自賠責、労災、公災、お産での入院患者様など) - DPCの対象外の病棟に入院される患者様
(当院の場合は、全て対象病棟となります。)
DPC制度に関するQ&A
・DPCになると、医療費が高くなりますか、安くなりますか?
患者様のご病気の種類(病名)と診療内容によって1日あたりの医療費が決まるため、従来方式と比べて高くなることもあれば安くなることもあります。また、病院ごとに厚生労働省の定めた係数があるため、同一の診断名や治療でも、病院によって医療費が若干異なる仕組みになっています。
・DPCの対象になる病気でも、出来高で算定してもらえますか?
厚生労働省の定めにより、DPCの対象となる病気は出来高での算定ができません。あらかじめご了承ください。
・医療費の支払方法はどう変わりますか?
基本的に月ごとの支払(退院の時は、退院日)であることに変わりはありません。
・病名が途中で変わった時はどうなりますか?
入院時から診療が進むにつれ、途中で病名が変わった(精査の結果確定した)場合は、入院初日にさかのぼり、確定した病名で医療費の計算をやり直します。
この場合、月をまたがっていた時は、既にお支払いいただいた前月までの医療費について、退院月で過不足を調整いたしますので、あらかじめご了承ください。
・複数の病気を治療したり、転科した時はどうなりますか?
DPCでは、患者様の入院期間を通して「最も医療資源を投入した病名」が、1日あたりの医療費を決定いたします。従って、複数の病気を治療したり、転科しても、その中から主治医が病名を1つ選んで決定することになります。