病院について
ごあいさつ
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理事長 ご挨拶
埼玉東部循環器病院は、平成13年6月開設以来、地域に根ざした循環器領域の専門病院として、その期待と責任に応えるべく診療を続けて参りました。特に急性循環器疾患の救命を自らの責務とし、救急患者の受け入れを万全にし、実績を残してきました。また埼玉東部地域より多くの患者様が来院して下さり、そして私たちの理念や基本方針が理解して頂いていることは当院の誇りであり、皆様ならびに協力して頂いている医療機関には心より感謝申し上げます。
最先端の医療設備・豊富な施設実績と経験
私たち埼玉東部循環器病院は、循環器に関わる疾患に『責任』を持って対応し地域医療に貢献していきたいと考えております。循環器疾患の領域において、その診断には最先端の医療設備を駆使することが必要ですし、豊富な経験も欠かせません。そして治療戦略には、科学的根拠のもとに計画され、卓越した技術が要求されます。それら全てを満たすように日々努力し、診療を行っています。
精鋭なる救急医療施設を目指して
心臓を中心とした循環器の疾患は、生命の危険も差し迫る緊急の事態に遭遇する事が少なくありません。その為、緊急医療体制の万全な確立を目指し、速やかで確実な診断と治療を実行するシステム・スタッフの強化を常に怠ることができません。埼玉東部循環器病院は病院全体が、急性循環器疾患治療を目的とする「精鋭なる施設」でありたいと考えています。
迅速な診断・的確な治療
狭心症が心筋梗塞に発展する事は、よく知られていますが、病院を受診し、外来での診断、入院治療に進むまでの間に心筋梗塞に発展してしまう事があります。心筋梗塞に発展すれば約10%の方は亡くなります。
当院ではそのようなことがないように迅速な診断・的確な治療を心掛けています。その可能性のある狭心症の患者様に対しては、迅速診断と名付けて初診日に冠動脈CT造影を用いて診断し、可能な限り早急に治療を行っております。またこれにより病悩期間が短くなり、精神的・社会的な負担が軽減され、より早い社会復帰が可能となっています。虚血性心疾患は先進的な「心臓ドック」で予防可能
現在では、成人の突然死の原因の過半数を占める虚血性心疾患も十分に予防可能な病気となりました。心筋シンチグラム・マルチスライスCT等の最新設備による心臓ドックは、心臓病の予知・早期発見が可能であり、皆様の明日の健康を支える為に必ずやお役にたてるものであると確信しております。
患者様の心と病気への親身な思いやり
私たちの理念「患者様の心と病気への親身な思いやり」は、当院のもっとも大事にしている理念です。私たちはこの献身的な精神が医療の根源であり、患者様の信頼関係を構築する為に最も重要と考えています。